過去の経緯私は過去にも犬を飼ったことがあります。 私の親父が大の犬好きで、私が幼い頃、親父はボクサー、スピッツ、コリー などを飼っていました。 親父が犬を飼わなくなってからしばらく経った頃、私が小学校5〜6年生の 頃だったでしょうか、ある日、我が家に捨て犬と思われる子犬が迷い込んで来ました。 雑種でしたが真っ白な犬で、紀州犬の血を継いでいるようないでたちでした。 ソフトバンクのCMに出てくる「お父さん」そっくりな犬です。 私と1歳上の姉はその犬に一目ぼれしてしまい、両親に「この犬飼っていいでしょ!」と 一生懸命お願いしました。父は「犬は人間より寿命が短くて、犬が死んだ時、可哀そうだし、 辛いから」とかなり渋っていましたが、もともと父・母ともに動物好きであり、必死で 頼み込んだことも功を奏し、結果、この犬を飼うことについて許可もらいました。 ちゃんと面倒を見る、という条件付きで(笑い) 名前は「ロン」と名付けました。 毎日のエサやり、散歩、たまに川に連れて行って身体を洗ってやるなど、 犬の世話に明け暮れました。どこに行くのも何をするのも一緒に行動しました。 私も中学生となり、部活動やアルバイトなどで多忙となり、散歩に連れて行くことも だんだん面倒臭くなってきましたが、それでも世話は続けました。 まさに多感な時期を犬と一緒に成長した感じでした。 私も高校生となったある日、ロンが一晩中、ゲーゲーと吐き続けたため、翌日、 母親が動物病院へ連れて行きました。診断結果は「フィラリア」。しかもかなり 進行していて末期状態であると。 フィラリアとは、蚊を媒介として伝染する病気。蚊によって卵が犬の体内に入り、 卵から孵った白い素麺状の虫が体内で繁殖し、最後には心臓にも達して犬を 死に至らしめる恐ろしい病気。 結果的に、苦しむのが可哀そうで動物病院で安楽死させてもらいました。 その時の私の悲しみと苦しみは筆舌に尽くしがたいものでした。 犬といえども何年も一緒に暮らして来た「家族」。 私は辛くて辛くて沢山泣きました。 その時、親父が言っていた言葉を身をもって理解しました。 そして私は誓いました。 「こんなに辛くて悲しい思いはもうしたくない。犬も可哀そうだ。 もう二度と犬は飼わない。」 |